個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。
個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
青山、6回無失点で自身初の先発勝利 :楽天スポーツ
2戦目の先発マウンドに上がったのは、2年目の青山。ちょうど一週間前、オープン戦ながら西武打線を封じたが、そのイメージを持って上がった。そのマウンドで、ピンチを招きながらも、6回を1失点で切り抜け、イーグルス今季初勝利の立役者となった。(後略)
野村語録:イーグルス公式
「ひとつ勝つのも大変だ。」
「一人でも(多くの)ピッチャーが欲しいときに、若い(ピッチャー)のが出て来てくるのは助かる。マァ、済んだことをいってもしょうがないんだけれども、昨日の岩隈にも勝たせたかった。後はマー君も勝ってくれればね、(打撃陣には)援護射撃を期待しますよ。」
■ グッドウィル
■スコア
楽天 9-2 西武
楽天勝利
■本日の継投
勝/青 山 1勝
敗/ジョンソン 1敗
楽天/青山.牧野.福盛-C/藤井
西武/ジョンソン.長田.岩崎.大沼-C/細川.野田
▽本塁打 ウィット1号(1)(ジョンソン)=5回、ウィット2号(2)(岩崎)=9回、G・G・佐藤2号(1)(牧野)=8回、山崎武1号(3)(岩崎)=9回
▽三塁打 礒部▽二塁打 中島、G・G・佐藤、藤井▽犠打 沖原▽盗塁 中島(1)和田(1)▽残塁 楽5西12▽併殺 楽0西2(中島―片岡―カブレラ)山崎武=4回(片岡―中島―カブレラ)高須=9回▽暴投 ジョンソン=1回▽与死球 岩崎(沖原)=9回 ▽審判(球)柿木園、柳田、川口、山本隆 ▽試合時間 3時間58分
(03/25 17:02 試合終了)
<楽天イーグルス>
1.高須(二)
2.草野(三)
3.鉄平(中)
4.山崎武(DH)
5.礒部(右)
6.リック(左)
7.ウィット(一)
8.藤井(捕)
9.沖原(遊)
P.青山
<西武ライオンズ>
1.福地(中)
2.片岡(二)
3.中島(遊)
4.カブレラ(一)
5.和田(左)
6.リーファー(DH)
7.G.G.佐藤(右)
8.中村(三)
9.細川(捕)
P.ジョンソン
スコア:スポニチ
昨日は千葉はひどい風で一時期15メートルとかもっと行ったかも。なので電車が止まってこの試合観戦も(マリンも捨てがたかったのですが)あきらめて素直にサッカー菓子杯へ行きました(夕方フクアリにて)。前半だけでも見たかったんだけどね。
で深夜再放送録画にて確認しました。楽しみにしていた青山先発ですが、まるで高見盛の最終日(いつも7勝7敗で迎える)を見ているような手に汗握る展開ばかりでした。ってか2回のピンチはまるで江夏の21球だし。青山もかわいい顔してやる事がすごいですね。野村さんの寿命は確実に昨日は縮んだと思います。ちーぐるすはNACK5で聞いていたんですけれど(ラジオ)なまじ絵が全く見えないし、聞く度にピンチなので劇場型先発としてものすごい才能を発揮している青山が心配で心配でどうにもなりませんでした。
4回も満塁だし。6回も沖原のファインプレーがなければ大変な事になっていたと思います。で7回まで青山投げさせられず結局青山→牧野→福盛のリレー。牧野も結構怖かったですけれど、GG佐藤への失投以外はまず無難な出来だったのではないでしょうか。福盛は点差があり過ぎたのであっさりしたものでしたね。
青山のピッチングについてですが先に良くなかった点を挙げますと球数が多すぎるということ。5回途中で100球では試合も長くなりますし何より自分がどこまで行けるか、中継ぎ何枚必要か、という事になってしまいます。この辺もうひとつランクアップを狙って貰いたい所。
後テンポですが今回はよしとしましょう。もう少しテンポを上げた方がおそらく打たれにくいとは思いますが。そしていい点はその時点で無理に勝負できない相手はきちんと歩かせた所。カブレラと勝負して和田を歩かせる(5回裏)とか。この辺よく西武打線を研究してきたと思います。藤井もリード大変だったでしょう。
カーブにも見えるような落差のあるスライダーを駆使してコントロールで討ち取っていけた所は非常によかったと思います。そして何よりかなり心に余裕があった所がよかったですね。時々ピンチにも関わらず笑みも出ていましたので、中継ぎの経験は十二分に生きたと思います。先発初勝利おめでとうございます。このまま上手くローテに残って欲しいです。
一方のライオンズ。8回裏までは残塁・三振の山だったにしろ「逆襲のレオ」にとっては別にどうっていう事のない展開だったんでしょう。しかし9回表岩崎が派手に炎上してさすがのライオンズももう逆襲をあきらめざるを得ませんでした。
岩崎ですが前日のちーぐるすの記事ではかなり持ち上げてしまったので、まるで褒め殺しみたいな結果になってしまっています。そんなつもりはなかったんですがね。しかし派手な俺達デビューだ。言ってみればむしろ燕高井のようにいい時と悪い時の落差が激しいので、その辺が今後の課題でしょうか。
この日は前日と違って腰もあまりトルネードしていませんでしたし、なんかもう投球フォームが別人でした。当然球も高め高めに入って落ちていませんでした。最後大沼に交代する時は涙目でしたけれど、コンディションを維持する難しさを勉強したと思って、次回登板に経験を生かして貰いたいですね。スタミナの問題なんじゃないかな、って気もしますが。
打線ですがこれは開幕戦本領発揮(三振の山)して期待が持ち越されたままのウィットが爆発の2HR。山崎にも最後に1HR出ました。野村さんはウィットに関してはいつまで我慢すればいいのか迷いがあったようですが、期待に応えてくれてよかったですね。そして横浜時代からのウィットを知っている者としては大ちゃんの選手への愛が実ったとある意味感じた瞬間でした。なるほど、横浜ってこうやって打てる選手を育ててきたのか。
草野・藤井もタイムリー打っていますし後は高須ですかね。ライオンズはナカジマックス弁当の中島が当たっていましたね。グッドウィルには弁当の呪いはないんですか?カブレラはかなり選球眼が鈍っている感じ。そう言えばオフの恒例行事でカブレラ連絡不能ってあるんですが、カブレラってオフどこで何をしているんだろう。放浪しているんでしょうか。あんな寂しがりやというか構って構っての人が1人で旅なんてできないだろうし。
更に余談ですがNACK5で伊東監督が相撲通という事が紹介されていましたが、そう言えば今年初場所(1月)伊東さん随分前の方の座席に座っているのがカメラに抜かれていました。その時の実況アナは気付かなかったので紹介はされていませんでしたけれど。
史上2度目!33年ぶり開幕2戦ドロー:スポニチ
【ロッテ0-0日本ハム】白熱した試合が33年ぶりの“珍事”を呼んだ。25日のロッテ―日本ハム戦(千葉マリン)はロッテ・小林宏之(28)、日本ハムのライアン・グリン(32)両投手がそれぞれ好投。延長12回の末、0―0で規定により引き分けた。24日の開幕戦も4―4で7回降雨コールドで引き分けており、開幕カード1、2戦の引き分けは74年にロッテ―阪急戦で記録して以来、史上2度目となった。***
■千葉マリン
■スコア
日本ハム 0-0 ロッテ
延長12回引き分け
■本日の継投
日本ハム/グリン.押本.武田勝.武田久-C/高橋.鶴岡
ロッテ/小林宏.薮田.藤田.小林雅-C/里崎
▽二塁打 サブロー2▽犠打 森本、早川、今江▽残塁 日6ロ8▽併殺 日0ロ0▽投手失策 小林宏 ▽審判(球)佐藤、橋本、秋村、中村 ▽試合時間 3時間52分
(03/25 16:53 試合終了)
スコア:スポニチ
ほんとうに珍事ですね。どちらも負けませんでしたが勝てもしませんでしたので、次カードに初勝利は持ち越し。マリーンズは春の連敗を避ける為にも次のカードは勝ち越したい所でしょうね。この4時間近い試合は生中継録画にて確認しました。
この試合スコアレスですけれどコバヒロ対グリンの投げ合いは壮絶なものでした。(西岡が記録を塗り替えたいという野望を抱いている、その記録保持者の方に言わせればおそらく最後までたこ焼きな試合:ちなみにこのたこ焼きのおっさんが先々週だかの探偵ナイトスクープに出ていたのは驚きました。西岡も記録を塗り替えたいならマリンパワーと競争しないとね。たこ焼きのおっさん兼国民栄誉賞辞退なさった方は馬に勝ちましたし。もう一回福本さんが馬と競争した映像みたいです。あれはもう1人走る予定だった選手は逃げちゃったんですよね。誰だっけ。)
コバヒロはまた一段と痩せたんじゃないか、と思えるほど顔の肉も落ち風に飛ばされそうなプロ野球選手としては有り得ないようなスタイル(足がものすごく長い)でお尻に肉なんかついていないんじゃないか、と思えるような感じでした。それなのに回を重ねる毎に冴え渡るピッチング。凄かったです。
唯一のピンチは6回表でしょう。土の入れ替えで15分程間が空いてしまった所が影響したのか、3塁まで踏ませてしまいましたが、なんとか抑えました。その後は9回までほぼ完璧と言っていいでしょう。勝ちを付けられなかったのが非常にもったいないピッチングでした。
一方のグリンですが、こちらは去年楽天でローテを守った経験が充分生きたと思います。途中グリンがちょっとエキサイトしていて白井さんやら高橋信二になだめられている場面がありましたが、あれは何だったんでしょうね。TVの画面からではちょっとよくわかりませんでした。でもこういう強気のピッチャーって捨てがたいんだよねえ。
外人ピッチャーが日本で成功するには何より我慢強さが求められますが、グリンは非常に天候気象にも我慢強いいいピッチャーだとは思いました。ただしだんだんとバランスを崩しコバヒロに比べるとむしろ回を重ねると疲労が蓄積して、球がばらついて行った様な気がしました。スタミナ切れでしょうかね。
攻撃はマリーンズは西岡がセーフになっていたら、って感じでしょうかね。ファイターズはやはり6回表に攻めきれなかったのが全てでしょう。後はあまりチャンスらしいチャンスありませんでしたし。
継投ですがマリーンズは10回以降薮田・藤田・コバマサという勝ちパターン。一方ファイターズは押本・武田勝・武田久。その中で一番気になったのが武田久。
マリーンズに関してはこの継投はもう磐石って所でしょう。一方のファイターズはマイケルの調子が上がらずおそらく武田久をクローザーとしてしばらく使いたいのではないのでしょうか。
武田久は去年のファイターズ優勝辺りからずっと気になっていて、なぜかというと沈着冷静なのはいいのですが今のポジションに本当には満足していないんじゃないかな、って気がするんですよね。鉄の心臓の持ち主でもあるようですし、この位抑えられて当然というかなんでもない、って気配がありますし。それ以上になんかつまらなそうな(こんな表現で申し訳ない)顔している時があって。
鉄壁の中継ぎではあるのでしょうが、本人が大丈夫ならクローザーもありでしょうし数年後は先発も任せてもいいんじゃないでしょうかね。他球団も当然マイケル研究してきますし、個犬的にはクローザーってギャグ漫画家みたいだと思ってます。コバマサや岩瀬のように長い年月クローザー専門でやれる人は感覚的に普通の人じゃないです。まあマイケルは去年程おそらく働けないんじゃないかなとも思うのですが。
プロの選手としてキャリアに欲を持つことはとても重要な事ですし、同時に現状の仕事に対して自分を抑えてチームに貢献するのも非常に大切な事です。武田久には心の中でそのバランスを上手く取ってよい仕事をしてもらいたいものです。
中継ぎ継投が完成されているチームはプロでもあまり多くはないでしょう。そしてマリーンズの薮田・藤田(そして小宮山)のような職人気質とも言える中継陣とその継投に惚れてしまうちーぐるすですが、まだ若過ぎる投手にこのような職人気質を求めるのは多少酷な気もします。それだけ中継ぎというのは非常に辛い仕事ではあると思うのです。
鷹・王監督、266日ぶり白星!“孝行息子”和田が気迫で贈った:サンスポ
(パ・リーグ、ソフトバンク2-0オリックス、2回戦、1勝1敗、25日、ヤフードーム)歓喜の復帰初勝利だ!! ソフトバンクは先発した和田毅投手(26)の好投などで、前日(24日)の開幕戦で敗れたオリックスに2-0で快勝。昨季途中、がんに冒された胃の全摘出術を受け、チームを離れた王貞治監督(66)は、昨年7月2日のロッテ戦(千葉マリン)以来、266日ぶりの白星を不屈の闘志でつかみ取った。(後略)***
■ヤフードーム
■スコア
オリックス 0-2 ソフトバンク
ソフトバンク勝利
■本日の継投
勝/和 田 1勝
S/馬 原 1S
敗/吉 井 1敗
オリックス/吉井.吉田.金子-C/前田
ソフトバンク/和田.藤岡.馬原-C/山崎
(03/25 15:46 試合終了)
スコア:スポニチ
この試合は映像で確認できませんでしたので、プロ野球ニュース見てから補足します。
追記:
和田が完封した試合ですが、見た感じ去年もうシーズン初めの方から疲労蓄積のピークまで行っていた和田が元に戻ったようです。恐ろしくスライダーよく切れてました。
一方のオリ吉井ですが、自分のペースでよく投げていたと思います。まあどちらもこの時期にしては非常にいい状態ではあったと思います。
で12球団のファンからラブコールされていた大引が華麗な守備を披露していて、なんかこれでオリはもうショートは固定されたような気持ちになりました。打撃次第ですが新人王候補なんでしょうね。
昨日の試合御祝儀ボール(ラビットボール)疑惑がどこのメディアだったかちょっとささやかれていましたが、この日は普通のボールだったようですね。多村が打ってるから松中や小久保が固くなってるんじゃないか、とプロ野球ニュースでは言われていましたが、大事な試合で松中が固くなるのは今に始まった事じゃないし、小久保はもう何しても楽しくて楽しくて仕方ない時期でしょうから仕方ないんじゃないでしょうかね。
その他プロ野球ニュースではホークスが2点目を獲った対大村への配球(投手吉田)もかなり詳しく取り上げられていました。和田の投球とも攻め方を比較されていましたが、まあほんと和田のパターンは定石って感じで手堅いですね。吉田も球が真ん中に甘く入ってしまったので、かなり悔いが残る一球だったとは思います。
勝ちパターンの継投はあっても1点差位で負けている際の継投がどのチームも一番悩み所かも知れませんね。イーグルスライオンズ戦でもそうだったし。しかしコリンズ監督はあなどれませんね。大引を獲った運もあるし、草薙までわざわざパリーグオールスター見に来るし。
野村語録:イーグルス公式
「ひとつ勝つのも大変だ。」
「一人でも(多くの)ピッチャーが欲しいときに、若い(ピッチャー)のが出て来てくるのは助かる。マァ、済んだことをいってもしょうがないんだけれども、昨日の岩隈にも勝たせたかった。後はマー君も勝ってくれればね、(打撃陣には)援護射撃を期待しますよ。」
■ グッドウィル
■スコア
楽天 9-2 西武
楽天勝利
■本日の継投
勝/青 山 1勝
敗/ジョンソン 1敗
楽天/青山.牧野.福盛-C/藤井
西武/ジョンソン.長田.岩崎.大沼-C/細川.野田
▽本塁打 ウィット1号(1)(ジョンソン)=5回、ウィット2号(2)(岩崎)=9回、G・G・佐藤2号(1)(牧野)=8回、山崎武1号(3)(岩崎)=9回
▽三塁打 礒部▽二塁打 中島、G・G・佐藤、藤井▽犠打 沖原▽盗塁 中島(1)和田(1)▽残塁 楽5西12▽併殺 楽0西2(中島―片岡―カブレラ)山崎武=4回(片岡―中島―カブレラ)高須=9回▽暴投 ジョンソン=1回▽与死球 岩崎(沖原)=9回 ▽審判(球)柿木園、柳田、川口、山本隆 ▽試合時間 3時間58分
(03/25 17:02 試合終了)
<楽天イーグルス>
1.高須(二)
2.草野(三)
3.鉄平(中)
4.山崎武(DH)
5.礒部(右)
6.リック(左)
7.ウィット(一)
8.藤井(捕)
9.沖原(遊)
P.青山
<西武ライオンズ>
1.福地(中)
2.片岡(二)
3.中島(遊)
4.カブレラ(一)
5.和田(左)
6.リーファー(DH)
7.G.G.佐藤(右)
8.中村(三)
9.細川(捕)
P.ジョンソン
スコア:スポニチ
昨日は千葉はひどい風で一時期15メートルとかもっと行ったかも。なので電車が止まってこの試合観戦も(マリンも捨てがたかったのですが)あきらめて素直にサッカー菓子杯へ行きました(夕方フクアリにて)。前半だけでも見たかったんだけどね。
で深夜再放送録画にて確認しました。楽しみにしていた青山先発ですが、まるで高見盛の最終日(いつも7勝7敗で迎える)を見ているような手に汗握る展開ばかりでした。ってか2回のピンチはまるで江夏の21球だし。青山もかわいい顔してやる事がすごいですね。野村さんの寿命は確実に昨日は縮んだと思います。ちーぐるすはNACK5で聞いていたんですけれど(ラジオ)なまじ絵が全く見えないし、聞く度にピンチなので劇場型先発としてものすごい才能を発揮している青山が心配で心配でどうにもなりませんでした。
4回も満塁だし。6回も沖原のファインプレーがなければ大変な事になっていたと思います。で7回まで青山投げさせられず結局青山→牧野→福盛のリレー。牧野も結構怖かったですけれど、GG佐藤への失投以外はまず無難な出来だったのではないでしょうか。福盛は点差があり過ぎたのであっさりしたものでしたね。
青山のピッチングについてですが先に良くなかった点を挙げますと球数が多すぎるということ。5回途中で100球では試合も長くなりますし何より自分がどこまで行けるか、中継ぎ何枚必要か、という事になってしまいます。この辺もうひとつランクアップを狙って貰いたい所。
後テンポですが今回はよしとしましょう。もう少しテンポを上げた方がおそらく打たれにくいとは思いますが。そしていい点はその時点で無理に勝負できない相手はきちんと歩かせた所。カブレラと勝負して和田を歩かせる(5回裏)とか。この辺よく西武打線を研究してきたと思います。藤井もリード大変だったでしょう。
カーブにも見えるような落差のあるスライダーを駆使してコントロールで討ち取っていけた所は非常によかったと思います。そして何よりかなり心に余裕があった所がよかったですね。時々ピンチにも関わらず笑みも出ていましたので、中継ぎの経験は十二分に生きたと思います。先発初勝利おめでとうございます。このまま上手くローテに残って欲しいです。
一方のライオンズ。8回裏までは残塁・三振の山だったにしろ「逆襲のレオ」にとっては別にどうっていう事のない展開だったんでしょう。しかし9回表岩崎が派手に炎上してさすがのライオンズももう逆襲をあきらめざるを得ませんでした。
岩崎ですが前日のちーぐるすの記事ではかなり持ち上げてしまったので、まるで褒め殺しみたいな結果になってしまっています。そんなつもりはなかったんですがね。しかし派手な俺達デビューだ。言ってみればむしろ燕高井のようにいい時と悪い時の落差が激しいので、その辺が今後の課題でしょうか。
この日は前日と違って腰もあまりトルネードしていませんでしたし、なんかもう投球フォームが別人でした。当然球も高め高めに入って落ちていませんでした。最後大沼に交代する時は涙目でしたけれど、コンディションを維持する難しさを勉強したと思って、次回登板に経験を生かして貰いたいですね。スタミナの問題なんじゃないかな、って気もしますが。
打線ですがこれは開幕戦本領発揮(三振の山)して期待が持ち越されたままのウィットが爆発の2HR。山崎にも最後に1HR出ました。野村さんはウィットに関してはいつまで我慢すればいいのか迷いがあったようですが、期待に応えてくれてよかったですね。そして横浜時代からのウィットを知っている者としては大ちゃんの選手への愛が実ったとある意味感じた瞬間でした。なるほど、横浜ってこうやって打てる選手を育ててきたのか。
草野・藤井もタイムリー打っていますし後は高須ですかね。ライオンズはナカジマックス弁当の中島が当たっていましたね。グッドウィルには弁当の呪いはないんですか?カブレラはかなり選球眼が鈍っている感じ。そう言えばオフの恒例行事でカブレラ連絡不能ってあるんですが、カブレラってオフどこで何をしているんだろう。放浪しているんでしょうか。あんな寂しがりやというか構って構っての人が1人で旅なんてできないだろうし。
更に余談ですがNACK5で伊東監督が相撲通という事が紹介されていましたが、そう言えば今年初場所(1月)伊東さん随分前の方の座席に座っているのがカメラに抜かれていました。その時の実況アナは気付かなかったので紹介はされていませんでしたけれど。
史上2度目!33年ぶり開幕2戦ドロー:スポニチ
【ロッテ0-0日本ハム】白熱した試合が33年ぶりの“珍事”を呼んだ。25日のロッテ―日本ハム戦(千葉マリン)はロッテ・小林宏之(28)、日本ハムのライアン・グリン(32)両投手がそれぞれ好投。延長12回の末、0―0で規定により引き分けた。24日の開幕戦も4―4で7回降雨コールドで引き分けており、開幕カード1、2戦の引き分けは74年にロッテ―阪急戦で記録して以来、史上2度目となった。***
■千葉マリン
■スコア
日本ハム 0-0 ロッテ
延長12回引き分け
■本日の継投
日本ハム/グリン.押本.武田勝.武田久-C/高橋.鶴岡
ロッテ/小林宏.薮田.藤田.小林雅-C/里崎
▽二塁打 サブロー2▽犠打 森本、早川、今江▽残塁 日6ロ8▽併殺 日0ロ0▽投手失策 小林宏 ▽審判(球)佐藤、橋本、秋村、中村 ▽試合時間 3時間52分
(03/25 16:53 試合終了)
スコア:スポニチ
ほんとうに珍事ですね。どちらも負けませんでしたが勝てもしませんでしたので、次カードに初勝利は持ち越し。マリーンズは春の連敗を避ける為にも次のカードは勝ち越したい所でしょうね。この4時間近い試合は生中継録画にて確認しました。
この試合スコアレスですけれどコバヒロ対グリンの投げ合いは壮絶なものでした。(西岡が記録を塗り替えたいという野望を抱いている、その記録保持者の方に言わせればおそらく最後までたこ焼きな試合:ちなみにこのたこ焼きのおっさんが先々週だかの探偵ナイトスクープに出ていたのは驚きました。西岡も記録を塗り替えたいならマリンパワーと競争しないとね。たこ焼きのおっさん兼国民栄誉賞辞退なさった方は馬に勝ちましたし。もう一回福本さんが馬と競争した映像みたいです。あれはもう1人走る予定だった選手は逃げちゃったんですよね。誰だっけ。)
コバヒロはまた一段と痩せたんじゃないか、と思えるほど顔の肉も落ち風に飛ばされそうなプロ野球選手としては有り得ないようなスタイル(足がものすごく長い)でお尻に肉なんかついていないんじゃないか、と思えるような感じでした。それなのに回を重ねる毎に冴え渡るピッチング。凄かったです。
唯一のピンチは6回表でしょう。土の入れ替えで15分程間が空いてしまった所が影響したのか、3塁まで踏ませてしまいましたが、なんとか抑えました。その後は9回までほぼ完璧と言っていいでしょう。勝ちを付けられなかったのが非常にもったいないピッチングでした。
一方のグリンですが、こちらは去年楽天でローテを守った経験が充分生きたと思います。途中グリンがちょっとエキサイトしていて白井さんやら高橋信二になだめられている場面がありましたが、あれは何だったんでしょうね。TVの画面からではちょっとよくわかりませんでした。でもこういう強気のピッチャーって捨てがたいんだよねえ。
外人ピッチャーが日本で成功するには何より我慢強さが求められますが、グリンは非常に天候気象にも我慢強いいいピッチャーだとは思いました。ただしだんだんとバランスを崩しコバヒロに比べるとむしろ回を重ねると疲労が蓄積して、球がばらついて行った様な気がしました。スタミナ切れでしょうかね。
攻撃はマリーンズは西岡がセーフになっていたら、って感じでしょうかね。ファイターズはやはり6回表に攻めきれなかったのが全てでしょう。後はあまりチャンスらしいチャンスありませんでしたし。
継投ですがマリーンズは10回以降薮田・藤田・コバマサという勝ちパターン。一方ファイターズは押本・武田勝・武田久。その中で一番気になったのが武田久。
マリーンズに関してはこの継投はもう磐石って所でしょう。一方のファイターズはマイケルの調子が上がらずおそらく武田久をクローザーとしてしばらく使いたいのではないのでしょうか。
武田久は去年のファイターズ優勝辺りからずっと気になっていて、なぜかというと沈着冷静なのはいいのですが今のポジションに本当には満足していないんじゃないかな、って気がするんですよね。鉄の心臓の持ち主でもあるようですし、この位抑えられて当然というかなんでもない、って気配がありますし。それ以上になんかつまらなそうな(こんな表現で申し訳ない)顔している時があって。
鉄壁の中継ぎではあるのでしょうが、本人が大丈夫ならクローザーもありでしょうし数年後は先発も任せてもいいんじゃないでしょうかね。他球団も当然マイケル研究してきますし、個犬的にはクローザーってギャグ漫画家みたいだと思ってます。コバマサや岩瀬のように長い年月クローザー専門でやれる人は感覚的に普通の人じゃないです。まあマイケルは去年程おそらく働けないんじゃないかなとも思うのですが。
プロの選手としてキャリアに欲を持つことはとても重要な事ですし、同時に現状の仕事に対して自分を抑えてチームに貢献するのも非常に大切な事です。武田久には心の中でそのバランスを上手く取ってよい仕事をしてもらいたいものです。
中継ぎ継投が完成されているチームはプロでもあまり多くはないでしょう。そしてマリーンズの薮田・藤田(そして小宮山)のような職人気質とも言える中継陣とその継投に惚れてしまうちーぐるすですが、まだ若過ぎる投手にこのような職人気質を求めるのは多少酷な気もします。それだけ中継ぎというのは非常に辛い仕事ではあると思うのです。
鷹・王監督、266日ぶり白星!“孝行息子”和田が気迫で贈った:サンスポ
(パ・リーグ、ソフトバンク2-0オリックス、2回戦、1勝1敗、25日、ヤフードーム)歓喜の復帰初勝利だ!! ソフトバンクは先発した和田毅投手(26)の好投などで、前日(24日)の開幕戦で敗れたオリックスに2-0で快勝。昨季途中、がんに冒された胃の全摘出術を受け、チームを離れた王貞治監督(66)は、昨年7月2日のロッテ戦(千葉マリン)以来、266日ぶりの白星を不屈の闘志でつかみ取った。(後略)***
■ヤフードーム
■スコア
オリックス 0-2 ソフトバンク
ソフトバンク勝利
■本日の継投
勝/和 田 1勝
S/馬 原 1S
敗/吉 井 1敗
オリックス/吉井.吉田.金子-C/前田
ソフトバンク/和田.藤岡.馬原-C/山崎
(03/25 15:46 試合終了)
スコア:スポニチ
この試合は映像で確認できませんでしたので、プロ野球ニュース見てから補足します。
追記:
和田が完封した試合ですが、見た感じ去年もうシーズン初めの方から疲労蓄積のピークまで行っていた和田が元に戻ったようです。恐ろしくスライダーよく切れてました。
一方のオリ吉井ですが、自分のペースでよく投げていたと思います。まあどちらもこの時期にしては非常にいい状態ではあったと思います。
で12球団のファンからラブコールされていた大引が華麗な守備を披露していて、なんかこれでオリはもうショートは固定されたような気持ちになりました。打撃次第ですが新人王候補なんでしょうね。
昨日の試合御祝儀ボール(ラビットボール)疑惑がどこのメディアだったかちょっとささやかれていましたが、この日は普通のボールだったようですね。多村が打ってるから松中や小久保が固くなってるんじゃないか、とプロ野球ニュースでは言われていましたが、大事な試合で松中が固くなるのは今に始まった事じゃないし、小久保はもう何しても楽しくて楽しくて仕方ない時期でしょうから仕方ないんじゃないでしょうかね。
その他プロ野球ニュースではホークスが2点目を獲った対大村への配球(投手吉田)もかなり詳しく取り上げられていました。和田の投球とも攻め方を比較されていましたが、まあほんと和田のパターンは定石って感じで手堅いですね。吉田も球が真ん中に甘く入ってしまったので、かなり悔いが残る一球だったとは思います。
勝ちパターンの継投はあっても1点差位で負けている際の継投がどのチームも一番悩み所かも知れませんね。イーグルスライオンズ戦でもそうだったし。しかしコリンズ監督はあなどれませんね。大引を獲った運もあるし、草薙までわざわざパリーグオールスター見に来るし。
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小坂&青山ファン。こちらはミラーサイト(ほぼログ保管庫)。
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