個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。
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降雨コールドで分ける=プロ野球・ロッテ-日本ハム:スポーツナビ
7回途中で降雨コールド。ロッテがズレータの満塁弾で4点差を追い付き、引き分けた。日本ハムは3回に田中賢と木元の適時打で2点を奪い、6回にも加点。しかし、ロッテは6回二死満塁、ズレータがダルビッシュをとらえた。[ 時事通信 2007年3月24日 16:31 ]***
スコア:ニッカン
見に行ってきました、この試合。東京体育館で行なわれている世界フィギュアよりスタジアムは寒かったです。
ピッチャーは清水対ダルビッシュ。この試合何を一番考えさせられたかってエースとは何か、エースには何が求められるか、という事でした。
マリーンズはやはり現在のエースは清水であり、もう最初から決まっていたようなもんですが、一方のファイターズはダルビッシュ。ヒルマンさんがダルビッシュを選ぶ過程でどのような迷い・葛藤があったかわかりませんけれども、少なくともこのカードでの相性を考えると先シーズン最終戦の金村のようなリスクを避けマリーンズの苦手とする投手をぶつけてきた、という事なのかも知れません。(でもダルは屋外苦手みたいですけれどね。)
これは明日の先発グリンとも併せて考えるとより納得が行きます。佐藤Pコーチの進言がどこまで入れられたかわかりませんが、これが佐藤さんの提案のままである可能性も高いと実は思っています。つまりファイターズはやはり2連勝を狙ってきた、という事なんでしょう。
でまずダルビッシュの出来ですが悪くなかったどころかむしろよかった、と思います。まだ若いですしタイプの問題もありますので、それこそマリーンズ清水やカープ黒田のような重厚さはありませんけれども、非常にいいコントロール(あるいはコントロールを良く見せる技術)でもって、マリーンズ打線を翻弄してきた、と思います。
一番やっかいだな、と思ったのは左に入った西岡への攻めでした。見た感じ福浦がヒットに出来た球は西岡だとファウルになっちゃうんですよね。(内角の真ん中あたりに入るスライダー?)それを上手くファウルさせてカウント稼いでより低い位置に入る球の軌道で空振り(あるいは内野ゴロ打ち)させていました。
まあ今後ダルビッシュとは当然何回も当たるんですから、やはり左が鍵となると思いますし、そうなるとスイッチの西岡がなんとしても打つしかないように思います。ですからチームとして左打者はダルビッシュ攻略法を福浦から学ぶ、位しないとシーズン中もっとダルの調子が上がってしまったら、それこそ本当に手も足も出なくなってしまうでしょう。
で右打者なんですが、今日は3塁から見ていたので正直左右の打者への攻め方の違いがあまりわかりませんでした。ズレに打たれた球は完全に失投でしょう。あそこはズレータの大好きな(真ん中から内角高め)所ですし。ただズレが打たなければまあ普通に負けていた訳で、正直投手力で勝っていく(つもりの)チームには有り得ないマリーンズ外野の守備でした。ってか信用できるのサブローだけっていくらなんでも酷すぎませんか?
ベニーの守備はライオンズリーファーと同じか、もしかして取れるかも、という淡い期待を持たせるだけチームにとってダメージが大きいように思いました。そしてファイターズは明らかに守備の穴を狙っていました。木元のぽてんヒットもたまたまでなく方向は狙っていたと思います。
マリーンズの今後変えるべき点としては既に何回も書いていますがベニーはもうDHでしか使わない(そして3塁コーチに諸積さんを置く)ようにする事かな、と思います。ズレの一発で同点にはなったものの、いつまで経っても欠点を残したままでは・・・(ってか西村さんヘッドコーチなんだからベンチにいてもいいんですよね、もう初様もモロさんもいないんだからベンチでアドバイスする人も必要でしょうし。もうそろそろマリーンズも機動力に必要不可欠な三塁コーチを配置してみてはいかがでしょうか。)
一方のファイターズですがなんか小笠原いなくてもあんまり変わりませんね。機動力あるし。個犬的には坪井のファインプレーは涙が出る程うれしかったです。このマリンスタジアムでトライアウト受けたのに、同じチームで開幕スタメン飾れてヒットも打てファインプレーも出来たんですもんね。今となっては鎌ヶ谷ファイターズスタジアムで坪井ユニTが500円で売り出されたなんて笑い話です(鎌ヶ谷のファン感にて)。トライアウト凍えそうになりながら見ていましたが、その中の1人でもこういう結果になってよかったです。(そしてマリンスタジアムでやったんだから当然コーチも見ていた訳ですし、マリーンズが獲ってもよかったんだよね。)
そしてマリーンズの外野ですけれど、大松のエラーは風が8メートルだったのでまあ仕方ないにしても、もう外野をある程度固定して使ってやらないといつまで経っても未完の大器で終わっちゃうと思います。大松にしろ竹原にしろエラーしてもとにかく我慢して使い続ける覚悟は必要でしょう。
でコールドだったんですが、もう15分見れば試合再開できたように思います。主催だったんでマリーンズ側は迷ったでしょうが、7回裏の攻撃位はやってもよかったかも(7回表途中までだったので)。なんかこの辺がまだまだマリーンズが甘いようにも思います。去年は自分達に不利なコールドもあったし、神宮では45分以上経って再開とかもあったので、もう少し広告一杯取るだけでなく戦いの中で上手く交渉する技術を身につけてもいいんじゃないかな。
で、話戻して清水。一生懸命なのはわかりますし、エースと言う自覚もあります。ただやはりまだ辛抱が足りないと思います。今日の3点目までは味方エラーもあって仕方なかったかも知れませんが、4点目はいらなかったでしょう。4点目献上したのはもちろん配球とかも色々あるかも知れませんけれど、それ以上に「こんなに俺が頑張っているのにどうしてまともに守ってもらえないんだ」って気持ちが強過ぎて、緊張の糸がぷっつり切れてしまったように思います。
3点で抑えられたら勝てたんですよ。幸いな事に負けは消えましたが、まだまだ我慢が足りませんね。それは相手ダルビッシュも同様で、福浦敬遠の満塁はチームの方針だから仕方なかった、と思いますがズレータへの一球に泣きました。
味方に納得行かなくても耐える。それがエースであり、勝ちたいという気持ちが強過ぎるならばそれをいかに抑え冷静になるか、を二人共学ばなくてはいけないのかも知れません。マリーンズに置いてはもうしばらく清水がエースでやっていくのでしょう。ファイターズはいずれはダル・八木とダブルエースという時代になるのかも知れませんが、エースという名に恥じない働きを清水・ダルビッシュどちらの選手にもしてもらいたいものです。
余談ですが、降雨中断中、ひちょりが「鴎が飛んだ」にあわせて面白いフリつけたり、BBとマー君がスライディング(果てはフィールドシートにいた人<一般人?>まで)したりしていました。
スコア:ニッカン
見に行ってきました、この試合。東京体育館で行なわれている世界フィギュアよりスタジアムは寒かったです。
ピッチャーは清水対ダルビッシュ。この試合何を一番考えさせられたかってエースとは何か、エースには何が求められるか、という事でした。
マリーンズはやはり現在のエースは清水であり、もう最初から決まっていたようなもんですが、一方のファイターズはダルビッシュ。ヒルマンさんがダルビッシュを選ぶ過程でどのような迷い・葛藤があったかわかりませんけれども、少なくともこのカードでの相性を考えると先シーズン最終戦の金村のようなリスクを避けマリーンズの苦手とする投手をぶつけてきた、という事なのかも知れません。(でもダルは屋外苦手みたいですけれどね。)
これは明日の先発グリンとも併せて考えるとより納得が行きます。佐藤Pコーチの進言がどこまで入れられたかわかりませんが、これが佐藤さんの提案のままである可能性も高いと実は思っています。つまりファイターズはやはり2連勝を狙ってきた、という事なんでしょう。
でまずダルビッシュの出来ですが悪くなかったどころかむしろよかった、と思います。まだ若いですしタイプの問題もありますので、それこそマリーンズ清水やカープ黒田のような重厚さはありませんけれども、非常にいいコントロール(あるいはコントロールを良く見せる技術)でもって、マリーンズ打線を翻弄してきた、と思います。
一番やっかいだな、と思ったのは左に入った西岡への攻めでした。見た感じ福浦がヒットに出来た球は西岡だとファウルになっちゃうんですよね。(内角の真ん中あたりに入るスライダー?)それを上手くファウルさせてカウント稼いでより低い位置に入る球の軌道で空振り(あるいは内野ゴロ打ち)させていました。
まあ今後ダルビッシュとは当然何回も当たるんですから、やはり左が鍵となると思いますし、そうなるとスイッチの西岡がなんとしても打つしかないように思います。ですからチームとして左打者はダルビッシュ攻略法を福浦から学ぶ、位しないとシーズン中もっとダルの調子が上がってしまったら、それこそ本当に手も足も出なくなってしまうでしょう。
で右打者なんですが、今日は3塁から見ていたので正直左右の打者への攻め方の違いがあまりわかりませんでした。ズレに打たれた球は完全に失投でしょう。あそこはズレータの大好きな(真ん中から内角高め)所ですし。ただズレが打たなければまあ普通に負けていた訳で、正直投手力で勝っていく(つもりの)チームには有り得ないマリーンズ外野の守備でした。ってか信用できるのサブローだけっていくらなんでも酷すぎませんか?
ベニーの守備はライオンズリーファーと同じか、もしかして取れるかも、という淡い期待を持たせるだけチームにとってダメージが大きいように思いました。そしてファイターズは明らかに守備の穴を狙っていました。木元のぽてんヒットもたまたまでなく方向は狙っていたと思います。
マリーンズの今後変えるべき点としては既に何回も書いていますがベニーはもうDHでしか使わない(そして3塁コーチに諸積さんを置く)ようにする事かな、と思います。ズレの一発で同点にはなったものの、いつまで経っても欠点を残したままでは・・・(ってか西村さんヘッドコーチなんだからベンチにいてもいいんですよね、もう初様もモロさんもいないんだからベンチでアドバイスする人も必要でしょうし。もうそろそろマリーンズも機動力に必要不可欠な三塁コーチを配置してみてはいかがでしょうか。)
一方のファイターズですがなんか小笠原いなくてもあんまり変わりませんね。機動力あるし。個犬的には坪井のファインプレーは涙が出る程うれしかったです。このマリンスタジアムでトライアウト受けたのに、同じチームで開幕スタメン飾れてヒットも打てファインプレーも出来たんですもんね。今となっては鎌ヶ谷ファイターズスタジアムで坪井ユニTが500円で売り出されたなんて笑い話です(鎌ヶ谷のファン感にて)。トライアウト凍えそうになりながら見ていましたが、その中の1人でもこういう結果になってよかったです。(そしてマリンスタジアムでやったんだから当然コーチも見ていた訳ですし、マリーンズが獲ってもよかったんだよね。)
そしてマリーンズの外野ですけれど、大松のエラーは風が8メートルだったのでまあ仕方ないにしても、もう外野をある程度固定して使ってやらないといつまで経っても未完の大器で終わっちゃうと思います。大松にしろ竹原にしろエラーしてもとにかく我慢して使い続ける覚悟は必要でしょう。
でコールドだったんですが、もう15分見れば試合再開できたように思います。主催だったんでマリーンズ側は迷ったでしょうが、7回裏の攻撃位はやってもよかったかも(7回表途中までだったので)。なんかこの辺がまだまだマリーンズが甘いようにも思います。去年は自分達に不利なコールドもあったし、神宮では45分以上経って再開とかもあったので、もう少し広告一杯取るだけでなく戦いの中で上手く交渉する技術を身につけてもいいんじゃないかな。
で、話戻して清水。一生懸命なのはわかりますし、エースと言う自覚もあります。ただやはりまだ辛抱が足りないと思います。今日の3点目までは味方エラーもあって仕方なかったかも知れませんが、4点目はいらなかったでしょう。4点目献上したのはもちろん配球とかも色々あるかも知れませんけれど、それ以上に「こんなに俺が頑張っているのにどうしてまともに守ってもらえないんだ」って気持ちが強過ぎて、緊張の糸がぷっつり切れてしまったように思います。
3点で抑えられたら勝てたんですよ。幸いな事に負けは消えましたが、まだまだ我慢が足りませんね。それは相手ダルビッシュも同様で、福浦敬遠の満塁はチームの方針だから仕方なかった、と思いますがズレータへの一球に泣きました。
味方に納得行かなくても耐える。それがエースであり、勝ちたいという気持ちが強過ぎるならばそれをいかに抑え冷静になるか、を二人共学ばなくてはいけないのかも知れません。マリーンズに置いてはもうしばらく清水がエースでやっていくのでしょう。ファイターズはいずれはダル・八木とダブルエースという時代になるのかも知れませんが、エースという名に恥じない働きを清水・ダルビッシュどちらの選手にもしてもらいたいものです。
余談ですが、降雨中断中、ひちょりが「鴎が飛んだ」にあわせて面白いフリつけたり、BBとマー君がスライディング(果てはフィールドシートにいた人<一般人?>まで)したりしていました。
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