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この天気の中でもやっちゃったよ。

東京国際女子マラソン:土佐礼子が優勝、高橋尚子は3位:MSN毎日

来年8月の世界選手権大阪大会の日本代表選考会を兼ねた東京国際女子マラソンは19日、東京・国立競技場を発着点に行われ、土佐礼子(三井住友海上)が2時間26分15秒で初優勝した。しかし、2時間26分を切れず、世界選手権の代表内定条件はクリアできなかった。土佐のマラソン優勝は04年3月の名古屋国際以来3度目。

2連覇を目指した高橋尚子(ファイテン)は2時間31分22秒で3位に終わった。高橋がマラソンで日本人選手に敗れたのは初マラソンだった97年1月の大阪国際以来。マラソン2度目の尾崎朱美(資生堂)が自己ベストを10分近く更新する2時間28分51秒で2位に入り、日本人が表彰台を独占した。

レースは序盤速いペースで進み、27キロの給水ポイントでペースメーカーが離脱すると、土佐と高橋の一騎打ちに。土佐は31キロ過ぎにスパートをかけて高橋を引き離すとそのまま逃げ切った。高橋は終盤失速して追い上げることが出来ず、39キロ過ぎに尾崎に抜かれた。(スタート時の気象条件=雨、気温10度、湿度66%、東北東の風1.5メートル)毎日新聞 2006年11月19日 14時54分***

土佐礼子、雨中の過酷なレースを制し、世界陸上へ前進:~金哲彦の東京国際女子マラソン分析~:スポーツナビ
■なぜ高橋はギア・チェンジできなかったのか:後半の強い雨と風の影響は全選手にとって同じ条件でしたが、「体温維持にエネルギーを使ってしまい、筋肉、足が動かなくなってしまう」というランナーにとって過酷な条件だったと思います。高橋には余力があったように見えましたが、前半の抑えた走りが逆に足にきてしまったのかもしれません。今回、調整の中で初めての試みがいくつかあったと聞いていますが、それが裏目に出たということも考えられます。

逆に土佐は、相手を気にせず、自分の力を出し切り、自分のペースを貫いて走ることができましたね。31キロ地点から土佐と高橋の距離が離れ始めましたが、土佐がゆさぶりをかけたというよりも、高橋のペースダウンでした。後半足にきてしまい、一度もスパートができず、「ギア・チェンジ」ができませんでした。

■前半は両者互角、誤算があったのは後半31キロ過ぎ:レース前は、高橋・土佐の両選手ともいいウォーミングアップをしており、軽快な印象を受けました。スタート時の天候は雨も弱く、気温も10度くらいだったので悪くなく、このままの状態でもってくれればと思っていました。前半の5キロのタイム「16分30秒」は予想通りです。ペースメーカーが優秀で、自然なペースでした。このとき、土佐の足の動きが良すぎるくらい良かったのが印象に残っています。一方の高橋は後半に向けて自重して、抑えて走っているように見えました。

一つのポイントだった前半の走りは、両選手とも力みがなく走れていました。前半を見た限りでは、「後半の切替」という武器を持っている高橋が有利だと思っていました。高橋には余力があるように見えましたが、31キロを越えたあたりからマラソンでよく見られる「30キロで足が止まる」という感じで、ペースの落ち込みが大きくありました。この落ち込みは誤算だったと思います。

■土佐は世界陸上の有力候補に:このレースで勝った土佐選手には、どんな悪天候でもレースをまとめることができる強さがあります。暑さ、寒さの中でも関係なく力を発揮できることを証明しました。負けた高橋選手は、「なぜペースダウンしたのか」を分析して、まだ終わりではありませんから、今後のレースに生かしてほしいと思います。

土佐選手の優勝タイムは「2時間26分15秒」で、世界陸上の出場内定条件である、「2時間26分以内」という基準を満たせず、即内定とはなりませんが、有力候補であることは間違いありません。彼女はこの日の勝利で「自分のスタイルが間違っていない」という大きな自信をつかんだと思います。マラソンはメンタルなスポーツですから、この自信は今後の活躍に大きく影響してくるでしょう。「世界陸上大阪」に出場すれば、間違いなくメダル獲得の期待が持てる選手です。***

なんかとにかくこのコンディションでフルマラソン走り切る所がもう順位とか関係なく尊敬に値します。他のスポーツだったら中止もあるでしょうし。マラソンは交通規制があるからそんなに簡単に中止にできないもんねえ。

ちーぐるすは野球とかサッカーの雨天観戦で合羽着てても何回も身体壊して寝込んだりしてるし、雨天散歩の後ドライヤー忘れて風邪ひいた経験もあります。だから高橋尚子の失速とかもそういう事もあるよな、と思うし、ましてや土佐礼子の世界陸上出場の2時間26分枠とかコンディションを負荷値として換算してあげてよ、とか思いました。

どうなんだろう、もうマラソンもこんなコンディションで走るなら水泳のイアン・ソープとかスピードスケートみたいなユニフォームも必要なんじゃないかな。それでその上から半パンとタンクトップ着るとか。一位・二位に入った選手が二人とも腕には肘を覆う長いサポーターしていましたが、ああいうがあるのとないのではやはり違うんだろうな、とも。

高橋尚子はある意味一時期強すぎたので、負けるとニュースになっちゃいますけれど、結局最終的な目標はオリンピックなんでしょうから、本人にはひとつの過程というかプロセスとして考えてもらいたいですね。しかし土佐礼子よく走ったなあ。お疲れ様でした。


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