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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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秋季キャンプ初の本拠地開催 ファン好評も寒さに不安:河北新報

15日に終了した東北楽天の秋季キャンプは、38日間の全日程を本拠地・フルスタ宮城で実施した。仙台で練習した後に温暖な宮崎県日向市に移動した昨季と比べ、ファンサービスの充実や経費削減などのメリットがあった一方、「(平年の天候を考えれば)危うさはあった」との声も。選手やコーチ陣の意見も賛否が分かれた。

橋上秀樹ヘッドコーチは「若手はフェニックスリーグ(宮崎県、10月9―25日)でかなり鍛えているし、ホテルで同じ飯を食べて、というキャンプは春にもある。こういう形でもいいのでは」と言う。ある中堅選手は「練習後、家に帰れるので体が休まった」と歓迎する。一方で、別の中堅選手は「家に戻ると、自分を追い込めない」と合宿形式を要望。野村克也監督も「キャンプはやっぱりホテルに泊まらないと。家に帰ったのでは、普通の練習と変わらん」と不満げだった。

一方、仙台キャンプは地元ファンには好評だった。練習は毎日公開され、サイン会などのファンサービスも随時行われた。期間中、見学した人は延べ1万9085人に及んだ。米田純球団代表は「大事なのは選手の成果。施設面の充実も仙台での実施を後押しした。ファンにも喜んでいただいたし、初の本拠地キャンプとしては合格点でしょう」と手応えを語る。健全経営を掲げる東北楽天にとって、宿泊費など数千万円の経費を節約できたことも大きい。

選手らから強い不満の声こそ出なかったが、例年に比べ穏やかな天候に助けられた面があったのは事実。キャンプ期間中の平均日照時間は1日当たり5.6時間と、平年より0.7時間長かった。平均気温も、平年より1.2度高い、13.9度だった。千葉ロッテや中日など地元で秋季キャンプを行う球団は増える傾向にある。だが、秋の仙台はぐっと冷え込むことも多く、ある球団幹部は「かなり危ない試みだった」と打ち明けた。来季も仙台で行うのかどうか。今回のキャンプの詳細な検証が必要だろう。[2006年11月17日金曜日]

非常にいい記事で感心しました。いい点・不安な点両方をきちんと記載していてわかりやすいです。「キャンプ期間中の平均日照時間は1日当たり5.6時間と、平年より0.7時間長かった。平均気温も、平年より1.2度高い、13.9度だった。」という事で、こういうデータも、これより気温が低かったらではどうするのか、という議論の叩き台になってくれるでしょうし。

今年の優勝チームがパ・セ両方共ドーム球場が主催地であった一方、昨年の優勝チームは両方ドームでない屋外球場でした。気候・気象がチーム成績に少しは(あるいは少なからずか)影響を与えるかも知れませんし、影響を与えるとしてどの位影響を与えるのかは知っておく必要があるでしょう。一見無駄なようであっても、データをきちんと取っておく・蓄積しておく事は大切だと思います。

しかし地元でキャンプを見ることのできたファンは、ほんとに楽しかったと思います。今回はめでたしめでたしってことでとりあえずよかったんではないでしょうか。選手も家に帰れてよかった、という意見と自分を追い込めない、という意見と。これからも試行錯誤が続くでしょうが、ファンと球団のお財布には優しいキャンプではあったみたいですね。


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