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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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このブログでは飼い主とちーぐるすという役割分担でやっていこうと思っていたんですが、なんだかごっちゃになっているこの頃。(PC用のテンプレだと飼い主として投稿しているのか、ちーぐるすとして投稿しているのか見えなくなっちゃってるのも一因なんですけどね。見えないならもう全てちーぐるすとして統合しちゃおうか、とも思うんですけれどまだ検討中。)

今日はなんの記念日かっていうとプレーオフ史上未だかつてない劇場を3日間に渡って繰り広げたコバマサが劇場を劇場で終わらせた日です。(むしろ去年1年間の一番の試合としてパファンに支持されているのは10.15の方かも知れませんが。)

せっかくの1年前の記念日を祝して、プレーオフについて考えてみました。あの頃はよかった、とかではなくもっと本質的な問題に踏み込んでみようか、と。

未だに雑誌やらTVでプレーオフ是非論を見掛けますが、何回か触れていますけれどパリーグとしてはやらざるを得ない所まで追い詰められていたからこそのプレーオフだった訳で、プレーオフそのものがいいの悪いのってのは実際どうだっていい事です。アドバンテージルールとか細かい事は今後も議論を重ねて行く必要があるのでしょうけれど。

プロ野球選手になる事が目標だった多くのかつての野球少年にとって、プロに入ってから本当の意味で明日のない戦いというものをする経験というのは、おそらく実はそんなになかった事でしょう。優勝争いに絡むチームってのは結局1チームから3チーム位だった訳ですし。残りのチームにとっては自力優勝の可能性が消滅した時点で、消化試合に入る訳です。その優勝争いも早い段階で決着付いちゃうことも少なくなかったですしね。

この3年プレーオフ第1ステージは8試合ありましたが、自分はその内7試合生観戦しています。第2ステージは去年のパブリックビューイング以外はテレビ観戦です。そしてそのどれもが見る価値のある、素晴らしい試合でした。1試合1試合各々のチームが1年あるいはそれ以上を掛けて築いてきたモノ全てを賭けて必死で戦われていました。結果が勝ちであれ負けであれ、その1試合に賭けられている思いや努力はあまりにも大きく、ファイターズ横山のようにおそらくその1球から立ち直れなかった事もひとつの原因となってしまって、自由契約になってしまった選手もいます。

このたった1勝の重さ恐ろしさ、それを知る、という事こそがおそらくプレーオフの意義なのでしょう。そして3年連続第2ステージに出ている球団はホークスだけにも関わらず、そのホークスに一度も栄冠が輝いたことはない。テレビのインタビューで「こんな残酷な事があるか」と去年泣いているホークスファンを見ましたが、実際本当にプレーオフというのは恐ろしく残酷なシステムです。

しかしそれでもプレーオフという妖しい輝きにパファンとして魅せられずにはいられません。ドロップアウトし掛けているマリーンズファンとしてやはり来年はマリーンズにプレーオフには出て欲しいですし、イーグルスも来年はまだ無理かもしれなくても再来年こそは出て欲しい。

プレーオフというのはどれ程残酷であっても、選手やチームやファンに野球とは何か、野球の面白さとは何か、を突き付ける試みである事は確かだと思います。パリーグ1年間の集大成としてパの財産としてこれからもいい試合を積み重ねていってもらいたい。プレーオフで流される涙はどれ程悔しくても、プレーオフに出られない侘しさやさびしさ比べたらはるかにマシだと思いますよ。だってそれは選ばれた人々だけが流せる涙なのですから。

そしてひとつお願い。来年はおそらくセリーグのプレーオフと放送枠が重なるでしょう。下手したら地上波での放送はテレビ東京のみになるかも知れません。だがそれならそれでテレ東さんには腹くくって頂きたいです。リアルタイムの放送は3試合位しか出来なくても、深夜録画なら全試合放送できるはず。これからもパリーグのよき庇護者であってもらいたい。他の地上波も来年のパのプレーオフ放送を是非是非検討してみて下さい。よろしくお願い申し上げます。
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