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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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成瀬 親孝行のため“残留”OK:デイリー


プロ3年目のロッテ・成瀬善久投手(21)が5日、契約更改交渉に臨み、今季年俸480万円から233%アップとなる年俸1600万円でサイン。年俸1000万円以上の選手は寮を出ることになっているが、成瀬は両親のマイホーム建設費用をためるために“残留”を訴え、認められた。

今季は、交流戦の横浜戦でプロ初登板初勝利を挙げるなど、5勝をマーク。年俸もアップしたこともあり、栃木県で団地暮らしを続ける両親に「貯金して一軒家をプレゼントしたい」という。しかし、家を建てるためにはまだまだ費用が足りない。「退寮勧告を受けたけど、(寮長に)お願いした」と成瀬。生活費の圧縮に加え、食事や練習施設の充実も考慮し、寮に残ることを決断した。

「来年も今年以上に頑張る。まだ活躍して1年なので、2年、3年とやっていけば年俸も上がる」と、家を建てることを励みにする。「今も自分の部屋はない」という実家から、夢の御殿へ-。成瀬が飛躍を目指す。***

成瀬の年俸アップより寮に残留出来た事が正直喜ばしいです。球団によって色々考え方あると思いますが、選手と寮の問題は実はフロントが思っているより重要な所。

ちょっと思いつくだけでも数年前某巨大掲示板で「井川慶を寮に戻せよ」スレが立ったり、現讀賣の野口が中日時代退寮を余儀なくされてずっとホテル暮らししていたり。退寮が選手の私生活やコンディションに与える影響はあくまで選手次第ですけれど、ある選手にとってはとてつもなく大きいみたいです。

野口に関しては中村移籍も大きかった、と思います。が井川は退寮した辺りからなんかちょっと変になっていったというか。元々伝説の持ち主なので(そもそもうちには虎ファンである飼い主希望により井川のメリークリスマス皿ありますし)別に伝説の部分に関して変、というつもりはありません。ただこう周りがどんどん見えなくなって行ったというか。某水戸商OBの影響を色々受けて(困らされて)るんじゃないか、とかもちょっと考えちゃいました。

思うに多くのプロになった選手は、早くに親元離れて寮生活に慣れてしまっているのもあって、自分で節制したり規則正しい生活習慣を守ったり、自炊したりってのは結構難しい事なのかも。そういう部分を人に任せて野球に専念してきた訳ですし。それ以上に退寮に伴って他の選手とコミュニケーションをとる機会がめっきり減ってしまう。それでもちゃんとやっていける人はいいですけれど。

野口・井川のようなチームにとっては10勝見込めるピッチャーが退寮に激しく抵抗した、というのはプロ野球ファンとしてはちょっと注目に値する出来事です。(野口に関しては2001年12勝して以来10勝していないようですが。しかし川上の次のエースが野口に期待されていた時もあった訳で。)井川なんかは退寮しなければならない時期寮の隣にプレハブ小屋を建てたがっている(結局却下)というような、嘘かほんとかわからない噂まで出ました。

寮生活(規則多)→退寮(自由)という一足飛びの方法ではなく、ソフトランディングできる方法ってのを選手によっては球団も選択肢として考えてもいいかも知れません。何らかの人間的つながりのある家庭に1年なり2年なりお世話になって、仮親みたいな感じで見守ってもらい、基本的な生活に必要な事(自炊とか洗濯とか)を教えて貰う、とか。

確かにここまで手取り足取り教える必要はないかも知れませんし、もっと大人として扱った方がいいかも知れません(人によっては)。しかしプロの場合ちょっと活躍したらすぐ名前と顔は知られてしまう。寮にいれば守ってもらえる部分も全て自分で対処しなければならない。基本的な対処の仕方を教えてやってから出してもいいかな、とも思います。

成瀬は親孝行のために寮に残りたい訳で、上記の井川や野口とはまた違います。退寮問題について、今回マリーンズ球団が規則一辺倒でなく柔軟に対応した事は非常にいい対応だったと思います。そしてお金そのものより寮においてやる事の方が重要だったりする選手も中にはいるのですから、選手の希望を聴いてやり年数超えたら寮費の規定を見直す、とかの対処方法もあっていいんじゃないかな、と思いました。


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