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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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なんかこう毎日毎日いじめによる自殺のニュースがあると、正直TV見るのもしんどいです。

まあ個々の学校の対応とか個々の先生の問題とか色々あるとは思うんですよね。でも実際はもっと根本的構造的な問題も含んでいる、と思うんですよ。

それは生徒が先生もクラスも学校も実は選ぶことはほとんど出来ない、という事実。そしてほとんど選べないにも関わらず緊急避難的な転校や越境入学という手段すら実はあまり一般的ではない、という現状。

個犬的にはちーぐるすは家庭内がぐちゃぐちゃの状況だったので学校はくつろいで休む場所でした。ゆっくり落ち着いてご飯食べたり、本を読んだり。疲れたらうとうと昼寝したり。もし学校でくつろいで休めなかったらどうなっていたかわかりません。

いじめという言葉はあまり適切ではないと思いますけれど、実は社会に出てからの方が嫌がらせやいじめなんてもっとたくさんあります。仕事や職場でそういう事があるのは、決して珍しい事ではありません。セクハラやパワハラなんて珍しい事ではありません。それでも生活かかっていますけれど、自分が辞める覚悟さえあれば、パワハラだって告発する事は可能です(経験者ですけれど)。

学校は辞める自由はない。だったらクラスでいじめられるのであれば、別のクラスに移る自由・別の学校へ行く自由をもっとシステムとして認めればいいんですよ。こういう言い方は失礼かもしれませんけれど、世の中話が通じる人もいれば全然通じない人もいる。先生も同じです。学校も同じです。風通しのいい学校もあれば、全く対応の出来ない学校もある。

義務教育では義務である以上クラスや学校を選択する余地はほとんどないです。ちーぐるすも距離的に近い学校へは学区が違う為に通えず、わざわざ遠い学校に行かざるを得なかった事もあります。そして転校した経験もありますけれど、風通しがいい、と感じた学校は生徒の10%位が常に親の仕事や引越しで毎年入れ替わっていました。

そこでいじめが全くなかったという訳ではないです。けれど、転校生が来るのは当たり前だったし、学校の生徒数の増加が激しくて分校したりした事もあったので、逆に問題が起きたら問題が表に出易かったように思います。何せ小学校6年間で担任の先生8人代わりましたから(転校も入れると)。いい先生もちょっと苦手な先生もそんなに長い付き合いにはなりませんでした。

移動する自由を認めたからと言って、即問題解決にはならないかも知れません。けれど事件が起きて事後処理的に先生や学校を責めた所で、他の先生や学校がそれによってマシになるか、今いじめられている子が救われるか、は微妙だと思います。(先生がいじめの原因作っていたようなケースはもう本当に論外で先生がその責めを負うべきだとは思うんですけれどね。)そしてそもそもそれ程先生に期待するのもあまり現実的でない、とも思うんです。1クラス30人以上の生徒を抱えている担任の先生が、本当にいい先生で人格者で何でも相談にのってくれる、ってケース、皆さんの経験でそんなにたくさんありました?

ちーぐるすも数人忘れられない先生はいます。でも担任というより、むしろある教科を教わった○○先生という方が多いんですよね。担任でほんとうにわかってもらってるんだな、と思ったのは一人位です。むしろ担任でない先生から「困っている時は学校へ電話してきていいから」と言ってもらったりした事の方が意外な分だけ余計忘れられなかったり。(その時の担任は自分の仕事の手を抜く事ばかり考えていたので。)

ちーぐるすが学校行っていたクラスではたちの悪いいじめはホームルームで話し合い、というケースになったような記憶があります。それからちーぐるすの家庭がぐちゃぐちゃって事をわかってくれる先生は実際その忘れられない担任の一人位しかいませんでした。かといって他の先生が悪い先生っていう訳ではないんでしょうけれどね。

学校や先生や友達を信じて裏切られたらそれは死にたくもなるでしょう。でもその世界は実は小さい狭い限られた世界で、それが世界の全てじゃない。他に選択の余地がある。そう教えることの出来ない事が実は一番大きな問題点のような気がしてなりません。
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