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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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オリコンオリコンでこんなアンケート&ランキングやっていたんですね。

ファンが選ぶ!今シーズンのプロ野球のMVPは?:オリコン

WBCでの世界一という栄冠を受けて開幕し、北海道日本ハムの移転3年目、球団としては44年ぶりとなる日本一で幕を閉じた今年のプロ野球。例年にない注目を集めた1年だったが、ではシーズンを通して最も活躍したと思われる選手は誰だったのか。ORICON STYLEでは「今シーズンのプロ野球のMVPは?」というアンケート調査を行った。

1位はやはり日ハム日本一の立役者・新庄剛志。今シーズンの成績だけ捉えると、打率.258、本塁打16、打点62とMVPに見合う数字はひとつも残していないが、ファンを楽しませるショーマンシップ、チームを鼓舞するリーダーシップは、近代プロ野球において傑出した存在だったと言えるだろう。4月18日の突然の引退宣言を起爆剤としてチームを引っ張り、北海道の野球ファンを釘付けにし、日本中のスポーツファンに野球の楽しさを教えてくれた今年の新庄を見れば、MVPも当然のように思われる。

2位には、惜しくもパ・リーグ・プレーオフで涙を呑んだものの、リーグの投手タイトル4冠(勝利数、防御率、奪三振、勝率)を独占した福岡ソフトバンクの不動のエース・斉藤和巳。プレーオフでサヨナラ負けを喫した際、マウンド上に崩れ落ち男泣きし続けたシーンにも表れているエースとしての責任感の強さは球界屈指。優勝チームからの選抜ではないけれども、成績面で見たときに彼を選ぶ人たちの気持ちもよくわかる。

3位も優勝チーム以外からの選出。阪神だけでなく、日本球界を代表する炎のストッパー・藤川球児に人気が集まった。150kmを超える豪速球で、打者に力と力の勝負を挑む彼の投球スピリットにはスポーツを楽しむ原点を見ることができる。彼の涙に発奮したタイガースが驚異の追い上げを見せ、セ・リーグの優勝の行方を終盤にまでもつれさせ、ファンを熱狂させたということを考えても、その貢献度は計り知れない。

その阪神に追い上げられながらもセ・リーグの覇権を手にした中日の主砲・福留孝介が4位。ペナントレース中盤に中日が大きく抜け出した原動力となったのは一にも二にも彼の活躍。堂々の首位打者獲得(2度目)もお見事。また、WBCで日本チームを窮地から救った起死回生のホームランも印象的だった。

阪神は投の立役者が藤川なら、打のヒーローは“アニキ”ということで、5位には猛虎ファンの絶大な信頼を勝ち得ている“鉄人”金本知憲がランキング。競馬に“無事是名馬”という表現があるが、彼は無類のタフネスである上に成績も超一流、さらにチャンスでも頼りになるのだからすごい。周囲に影響を与え続けるプロ中のプロである。

6位には、海外への移籍が正式発表となった元西武・松坂大輔が選ばれた。まさに日本球界が誇るスーパースター。海の向こうでも変わることのない活躍を期待したい。7位は中日の41才左腕・山本昌。何と言っても9月16日、天王山の阪神戦におけるノーヒットノーランは圧巻。球速は遅くても投球術でカバーできることを知らしめてくれた。

8位のウッズ、9位の川上と中日の主軸が並んだ後に、世界の名プレーヤーであり、WBCの日本チームの象徴だったイチローの名が挙げられた。イチローと言い、新庄と言い、今年ほどキャプテンシーが注目された1年も珍しかったと言えるだろう。

その他では、女性票のランキングで日ハムのダルビッシュが選ばれていたのが印象的。確かに後半戦からプレーオフ、日本シリーズの活躍は見事だったものの、総体的に新庄、藤川などとともにいわゆる“イケメン”系が女性はお好みのようで・・・。来シーズンはどんなヒーローが誕生するのか。新庄も松坂もいない日本のプロ野球界、新たな救世主の出現が待たれるところだ。 ***

アンケート取った時期もあるのかも知れませんが、パファン的にこのランキングは「へー」って感じ。男性のランキングに斉藤和巳が入っていて、女性のランキングに松坂が入っているのが面白いですね。

松坂の存在の華やかさってのは甲子園の頃から見守る事ができた、という事も大きいのかも。高校時代から今までの年月を見守る事が普通にできる(ニュースになるから)というのも大きいかも知れませんね。(一方松坂はポスティング宣言を日本シリーズ終了後にして、心配りを見せました。がその発表時期はサッカーのヤマザキナビスコカップ前。ジェフを見守る身としてはカップ戦前の特集が松坂ニュースでかなり消されてしまって悲しい思いを・・・)

斉藤和巳はもうシーズン通しての活躍(沢村賞受賞)もそうでしょうが、プレーオフの激闘とその涙(実際涙と言うよりは崩れ落ちた姿)があまりにも胸に迫るものだった、という事なんでしょう。

そして女性ではダルビッシュが入っていますけれど、ダルビッシュはプレーオフ1試合・日本シリーズ2試合と投げています。去年に比べて見ると随分崩れにくくなったし、精神的にも成長したのではないでしょうか。

このランキングトップは新庄ですけれど、二冠王の小笠原はトップ10には入っていない。確かに新庄は今年のファイターズに欠かせない存在でしたけれど、小笠原なしの優勝はあり得ませんでした。まあパファンがまだ絶対数として少ないというのもあるのかも知れませんけれど、ちょっと総合下位では中日に偏り過ぎ。日本一はファイターズですからどうだっていいですけれど。小笠原もひちょりも入っていない所を見るとファイターズも北海道北海道、と北海道ばかり強調するのはこの辺位までにしておいて、全国展開・全国のロードファンを大切にする事も考えたらいかがか、と。

それ以外に考えていたのは、華がある・華がない、という「選手の華」。まあ実は小坂移籍以来、ほぼ今年1年ずっと「選手の華」ってことについて考えていたんですよ。

なぜこれ程マリーンズファンに愛されていた選手があのような契約更改日トレードという仕打ちを受けなければならなかったのか。色々金銭的思惑もあったとは思うんですが、最終的な決断に至る最も大きな理由はこの「華」って部分だったのではないか、と。

ちーぐるすは個犬的に小坂の職人気質がとても好きです。ヒーローインタビューも年に1回とかだしHRもそんなもんだし、口数少ないし照れ屋というかあまりファンにきゃあきゃあ騒がれるのは苦手、でも守備は神、そして黒木と二人でリーグ優勝後ラーメン食べてる所とかがすごく気に入っていました。

里崎のような自分からステージで歌うこと予告して歌っちゃうような、物怖じしない天性の明るさやたくましさ。西岡のようなグラウンドに出た途端に(そうでない時のぼさっとした雰囲気に比べて)急に生き生きと目立つ華やかさ、感情がモロ表に出る激しい闘志むき出しの姿勢。

そういうのに比べると小坂は一見非常に大人しく地味で、守備職人で目立たない存在でした。「なぜそこに小坂」とか「小坂ZONE]と呼ばれる守備は、むしろこの職人気質や静けさの中にあるのですが、それが中々一見さんにはわからない。(一見に近いフロントには。)今思えば、初様のやらかしや怪しい守備が、小坂を鍛え育てたと同時に小坂という存在を華やかに演出していた部分も大きかったように思います。

小坂のような選手はこのようなランキングに載る事はおそらくないでしょう。このランキングに出ている選手は皆確かに非常に華やかで実力もあります。しかし野球というのはチームプレーであり、光のある所に必ず影がある。勝ったチームがあれば負けたチームがあり、ゲームに出るチャンスを掴んだ選手がいれば、それを掴めなかった選手がいる。そういう全てを含めて野球であって、試合・ゲームであってシーズンなんだと思います。

小坂のような職人気質の選手がロッテのような地味な球団から切られ、逆にパリーガーコレクターの讀賣でその職人気質と粘り強さと激し過ぎない自己主張故にまだ生き残っているのは非常に不思議ですし、複雑な気持ちです。

それと同時に球団経営に携わる方々が、「華」だけに捉われてしまうと球団経営そのものが間違った方向へ進んでいくことになるようにも思います。

野村さんが新庄本の中で「スターはマスコミが作ってくれるもの」と言っていましたが、それはもう完全にはほんとうの事ではないです。なぜなら普通の一般のファンが外へ自分の気持ちや意見を述べるツールを手に入れてしまったから。某巨大掲示板の影響力は無視できる程小さなものではないですし。もうマスコミが故意に人の意見を誘導しようとしても、それは昔のように簡単には行かない。

スターはマスコミが作る時代はある意味終わったようにも思います。そしておそらく選手の華とは選手の素直な感情表現からしか生まれないでしょう。そしてどんな選手にもきっと華がありそれを見守っているファンがいる。そういう細かいファンの気持ちが色々なツールを通してでも伝わるといいと思います。何よりスタジアム実際に行って見てみる・地上波ではなくCSで野球を見てみることから始まるのかも知れませんけれど。


(画像のランキングはオリコンから転載:クリックすると拡大します。)
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無題
ファィターズからMVPを選ぶなら、自分は小笠原選手に投票します。ここ数年ファィターズを引っ張ってきたのは小笠原選手であり、成績も残しているからです。新庄選手はスターであったが野球選手としての成績は1流では無いと自分は思うので。
小坂選手の守備はファインプレーを普通の守備のように見せてしまう鉄壁の守備が悔しいが凄いと思う。自分はライオンズファンだから小坂選手が守ってなければと思った試合は過去に何試合もあった。正直、小坂選手には読売で終わってほしくない。来年は打撃で結果を出して、FAでパリーグに帰って来てほしい。
ペルセウス 2006/11/08(Wed)23:35:52 編集
無題
ペルセウスさんどうも。

まあファンといってもどういうファンで、とかわかりませんし結局人気投票的な部分があるのは否めませんね。

小坂はFAでパに戻って欲しいですが、どちらにしろ少なくてもあと一年は讀賣なんですよね。来年も辛い観戦がいろいろあるかも知れません。
ちーぐるす 2006/11/08(Wed)23:43:51 編集
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