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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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正直黒田と比較すると気の毒ですかね。

まず礒部から。
礒部がFA宣言せず残留:スポニチ

今季フリーエージェント(FA)の資格条件を満たした楽天の礒部が6日、権利を行使せずにチームに残留することを明らかにした。仙台市内の球団事務所で米田球団代表らに伝えた。礒部は「8月にけがをしたし、2年間チームの力になれなかった。来年は借りを返したい」と来季への決意を語った。[ 2006年11月06日 18:03 速報記事 ]***

こうやって結果だけ見ると一見普通というか別になんとも思わないけれど実は朝刊にはこんな記事が出てたみたい。

楽天・礒部“厳冬”大幅ダウン…FA行使してもしなくても:サンスポ
FA権を持つ楽天・礒部公一外野手(32)が、6日に仙台市内で球団と会談する。「まだ何も決まっていない。話し合ってから? そうなる」と話しており、今後の去就について結論が出される見込みだ。

球団側は基本的に残留を要請するが、打率.275、4本塁打の今季成績も踏まえ、条件面で厚遇する考えはない。「チームの顔? それも成績が伴わなくては」と米田球団代表は現状の年俸1億3000万円からの大幅ダウンを示唆。また、礒部は岩隈と同様、一昨年の球団創設から2年契約を結んでいたが、「単年契約にする」と特例は認めない意向も示した。FA宣言しての残留も「可能性はある」(同代表)が、その場合はさらに厳しい条件を提示する構え。他球団への移籍も高額な年俸がネックとなる恐れがあり、礒部にとっては厳しい冬となる。***

かなーりネットでも叩かれていて、議論の渦中に入るのはちょっと苦手なので傍観していましたが、当然ですよ。だってあれだけ色々揉めて楽天に来たくせにたった2年でFAで出て行こうなんてさ。だったら最初から楽天に行きたい人に楽天への席譲ってあげればよかったのに。

そもそも本来は主力となって活躍するべき人間がもっと強いチーム行きたいって何よ。お前が強くしてやろう、という気持ちはかけらもないんだな、と思っちゃうし。大した戦力になっていなかったのにFAしようなんてそれこそFAするにも格というものがあろう、って感じ。

球団の強気な姿勢に礒部が折れた形ですけれど折れといてよかったですね。じゃあ戦力外でいいよ、って言われなくて。大体数年前虎桧山がFAしてどこからも連絡がなかった時どんなにネットでネタになってからかわれてたか知ってんでしょうかね。連絡って渾名つけられてたのに。もうその後球界に連絡2号も3号も一杯登場したから今更そういう渾名つかないでしょうけれど。


お次はサブロー。
サブローはFAせず残留:スポニチ
ロッテのサブローが6日、今季取得したフリーエージェント(FA)権を行使せず、チームに残留することを表明した。今季は打率2割1分8厘、9本塁打と低迷。この日、瀬戸山球団社長と千葉市内のホテルで会談し、年俸は今季の8500万円から1500万円減となる7000万円の2年契約で合意した。サブローは「すっきりした。オフに追い込んでパワーをつけたい」と話した。[ 2006年11月06日 18:00 速報記事 ]***

途中経過はこんな感じ。
ロッテ・サブロー結論出ず…球団は残留要請も「考えたい」:サンスポ
サブローが5日、FA権の行使について、球団側と話し合ったが、結論は出なかった。球団はFA宣言せずに、残留するよう要請。2年契約を提示したものの、サブローは「せっかく得た権利だし、もう少し考えたい」と態度を保留した。一方、瀬戸山球団社長は「残留を一番に考えてくれていると思う」と手応えを感じた様子。6日に球団と再度話し合いの場を持つ。***

サブローの場合はサブローとサブローの嫁がそれぞれ別個にブログ書いていて、揺れる心境とかを正直に吐露していた事が一番ファンと本人にとってよかった、と思います。

個犬的にちーぐるすはmakoto0172の時も選手等ブログでプライバシーを出し過ぎるのはあまり好みではありません。

実は「サーカス的野球観戦」時代はあまりのパリーグの新聞の扱いの少なさに対して、できれば球団やプロ野球に関わっている人々(マスコミとか解説者とか)やそして最終的には選手に対して、ちゃんとどこかに見ているファンはいる、という事を伝えたいと思っていました。

それが最終目標みたいな感じでもありましたし、どこかで誰かがちゃんと見ているという事だけわかって貰えたらいい、とも考えていました。だから匿名性とかどこかの誰かという要素は実はとても大切でした。(この「楽犬チーグルス」では色合いが違って、もっとファンがファンとして自己主張している度合いが強く、ちーぐるすというキャラクターで若干和らげながら、思いの丈を述べていたりしますけれど。)

里崎や今江のブログが終わったのは非常に残念に思いながらも、普段グラウンドで他人に自分を晒している人が、内面まで晒し続けるってのは相当磨耗しちゃうんじゃないか、と実はかなり心配していました。(あ、福盛みたいなのは心配していないです、全く。)ですから、逆にこれで負担が減って野球に集中できるんじゃないかな、とも。

一方今回のサブローのように、自分の心境を自分のペースで伝える事でFAに関する誤解やファンとの気持ちのすれ違いを最小限にすることも出来るんですよね。礒部に関しても、もし福盛ほどではなくても、思いの丈を別の形でファンに伝える術をもっていたら、ある意味ここまでファン感情はこじれなかったかも知れません。

実際FAするにも格というものがあるだろう、という気持ちに変わりはないです。他球団の評価を聞いてみたい、って何を生意気な、という気持ちはありますよ、どこかに。でも逆に選手の立場からするとFAに男の面子ってのが掛かっているように感じているようにもちょっと思いました。

選手の面子は立ててやりながら出来るだけ経費削減。そういう風に上手く行く球団経営があるといいですねえ。


ついでにちょっと笑っちゃう話。セの話ですけれど。
阪神、予想外の黒田残留に戸惑う:スポーツ報知
黒田の広島残留を受け、FA宣言すれば獲得に乗りだす予定だった阪神関係者は6日、想定外の事態に戸惑いを隠せなかった。一部で大阪出身の黒田は地元の阪神入りを熱望しているとのうわさがあり、井川が米大リーグに移籍した場合はその穴を黒田で埋める構想だった。それだけに、岡山で秋季キャンプ中の岡田監督は「FA宣言すると思っていたし、宣言すれば(獲得に)いくつもりやった」と残念がった。

球団は来季に向けた戦力補強の練り直しを迫られることになった。沼沢球団本部長は「いろいろ検討し直す」と落胆した様子で話し、宮崎オーナー、牧田球団社長と今後の方針を協議した。井川の移籍問題への影響について、同本部長は「別の問題。まだ結論は出ていない」と語った。(2006年11月6日20時37分 スポーツ報知)***

讀賣としては虎に黒田獲られる位なら残留OKって所なんでしょうね。もし黒田がFAしたら讀賣こそ獲りに行く気満々だったくせに。虎も言われている程広島から強奪していないんですけれど(金本はFAだし、シーツはカープ側がメジャー行くものと思い込んでもう全く引き止めなかった結果ですし)、何せ昔は仲良く5位6位だったもんですから、すっかりカープファンから虎も金満と嫌われてしまっていますね。

まあマリーンズ・ファイターズと来たんですから、来年優勝するのはイーグルスかカープですよ。(と大胆に予想してみる。)最後に黒田残留の記事にも追記しておきましたけれど、黒田の会見を付け加えて置きます。


残留記者会見:カープ公式
本日、黒田博樹投手がFA権を行使せず、カープに残留することとなり、記者会見を行ないました。
***
私、黒田博樹は、FA権を行使せず、カープに残留します。
 
最後の最後まで色々なことを考え、昨晩決断しました。自分にとって何が一番大事か?どういう野球人生を送りたいか?を考え、今まで育ててもらったカープで優勝することが、自分のこれからの野球人生の中で高いモチベーションになるのではないかと思いました。期限も迫っていたし、男として腹をくくって決めました。

今はやっとゆっくりできるので、ホッとしている気持ちが強いです。やっぱり毎日生活の中でFAのことで頭が一杯だったので、ようやく野球に集中できるなという気持ちです。宣言して残留も考えましたが、宣言すると自分の中で大変になるし、たくさんの人を振り回してしまう。それに自分も周りが見えなくなるかもという怖さもあった。だったら、それまでに決めようという気持ちでした。
 
ファンのみなさんの10月14日、16日のあのスタンドを見て、その時は自分の中では判断材料のうちの1つという気持ちでしたが、結局最後になるとあれが一番自分の中で大きかったというのが正直な気持ちです。
 
そして最終的に僕が他球団のユニフォームを着て、広島市民球場でカープファン、カープの選手を相手にボールを投げるのが自分の中で想像がつかなかった。僕はカープに10年お世話になって、入団した頃にはここまでの投手になるとは誰も思っていなかったと思います。そんな僕をここまでの投手に育ててくれたのはカープ。そのチームを相手に僕が目一杯ボールを投げる自信が正直なかった。

それはプロじゃないといわれればそうかもしれませんが、僕の気持ちはよそのユニフォームを着て、カープの選手に対してボールを投げる自信がなかった。それが今回の決断になりました。改めて、ファンの方々の気持ちが残留を決めるのに一番大きかったです。来シーズンに期待できる最終戦の広島市民球場でした。選手も変わらないといけないですが、来シーズンも最終戦のような応援を続けてもらって、ファンの方々と力を合わせて頑張りたいと思います。

僕は10年間カープにお世話になって、このチームで優勝したい!という気持ちが強いです。それに向けて来シーズンはプレーオフもあるし、チャンスはある。僕は今まで以上に自分自身にプレッシャーをかけながら、それだけではなく、チームのこと、特に若い投手にもアドバイスしていって、チーム一丸となってプレーオフに向かってやっていかないといけないと思います。今まで以上に気を配らせてやっていこうと思います。***
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