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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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トライアウトを見た雑感。

まず第2回ということもあり、非常に採用の可能性が低いにも関わらず選手がそこそこ集まっている以上、採用する側ももっと真剣になってほしいし、なる為の環境作りが必要か、と思いました。

ひとつには日程。やはり12球団中4球団が外国人監督である以上、外国人監督が帰国する前に第2回も行うべきではないでしょうか?具体的にはやはり11月23日前という事になると思います。

それから各選手から球団へどのようなアプローチを実際したらいいのか、がよくわかりません。例えばトライアウトの録画とその年の1軍あるいはファームでの録画を各球団に送る事はOKなのかNGなのか。ちーぐるすなら外国人監督が帰国しちゃってたりしたら、とりあえず拾ってくれる可能性のある球団と監督にはそういうものを履歴書と一緒に送ると思います。だって日本人選手に関しては外国人監督はコネとかあんまり関係ないだろうし。

トライアウトは選手会の肝煎りで始まったのですから、ただやりました・やってます、だけでなくて(そしてトライアウト通さない採用は認めない、だけでなくて)具体的に選手がどういうアプローチができるのかを、もっとはっきり示して欲しいようにも。就職活動の場なのかただのテストなのか、ちょっとあいまいなように思いました。そして回答がないのが不採用ってのもねえ。もう少し明確なYES/NOが欲しいようにも。

ここからは個犬的な感想ですけれど。少なくとも数十人の人生が掛かっている試験を第3者として見たのは実は初めてで、どちらかというといつも試験受けている側なので、皆の様子がわかったようでよくわかっていなかったようにも思います。

多くの選手がそれこそこれで引退って時は皆泣くし泣くのは別に恥かしくないというか当たり前なんですが、トライアウトって泣くことも出来ないんですよね。だってもしかしたら後ひとついい守備ができたらいい走塁ができたらいい打撃ができたら、まだチャンスあるかも知れないんだし。泣いている場合じゃなくなってしまう。

でも多くの場合これがこのユニフォームを着る最後の機会になる訳でもあって(他のユニ着る可能性はあっても)、それってものすごく残酷で悲しくて。そしてそれがプロなんですよね。

おそらくほんとうの崖っぷちに立たされると皆こんなに淡々としてしまうのだろうか、という位淡々と(一見)していました。なんというのか、巻き込まれた大きな渦の中に必死に立っているんだけれど、立っている事や次やらなければならない事に必死で、自分がどう見えるかなんて構ってられなくて。

2回目を受験するって相当精神的にも大変であって、可能性が低いのもわかっててプライドとかもかなりズタズタになって、それでも頑張って最後まで受けた。それは目には見えなくても今後の人生において大切な糧になると思います。今はわからなくても。だって2回目来てた人は逃げなかったんですもんね。自由契約という運命にちゃんと戦って立ち向かったんですから。

自分からは野球をあきらめなかった。それは採用されようとされまいと、立派だと思います。その野球に対する真摯な姿勢を見られただけで満足です。トライアウトを見学させて貰えてよかったです。

参加した方々全ての写真を出せればいいのですが、セリーグはもっと先になります。マリンスタジアムに通っているファンとしてできる事はこの位しかないですけれど、選手皆さんの今後の人生に幸多かれと、願って止みません。

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