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個犬的に楽天を中心にパリーグを見守る為のブログ。 個犬的に見守っているので楽天イーグルス球団・選手とは一切関係はありません。
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これはタイトルにマリーンズ入れていますけれど、旧ブログでは「野球について思うこと」カテゴリに入れていたような雑文です。(ニュースじゃありません。)


去年暮れからまあ色々あったマリーンズ。その中でどうもフロントの方向性に対してファンから疑問の声が。

まあ問題は多々ある訳ですが、その問題の根幹にあるものって一体なんなんだろう?とずっと考えていました。しかし中々納得の行く答が見つからない。そういう疑問抱えていて先日多村・寺原トレードの際ちょっと色々検索していたら次のような記事を発見。

オーラの泉(訂正・加筆):「今日の新庄君」さん
国分:野球の時もお客さんを意識して?
新庄:僕はお客さんとは思っていない。お客さんはお金を払って球場に観に来るのがお客さん。ファンはお金を払ってでもおまえらを応援しに来たんだというのがファンですよね。お客さんは多いんですよ。でもお客さんとファンの違いをわかってもらいたいと。
国分:そこを気にするのは野球選手ではいないんじゃないですか?
新庄:あまり野球選手の友だちいないんでね(笑ってる) ***

このエントリーは新庄(さん:まだ「さん付け」に慣れない)がオーラの泉に出演した際の発言の書き起こしをしてくださっているものです。で、なんか妙にこの「お客さんはお金を払って球場に観に来るのがお客さん。ファンはお金を払ってでもおまえらを応援しに来たんだというのがファンですよね。」という言葉に納得してしまいました。

そうですよ。そこの違いを今のマリーンズフロントや企画・広報等々はおそらく理解していない。全員が理解していない訳ではないのかも知れないけれど、理解している人の声はおそらく通らない位の少数派なのだろう、と。

まずフロントがファンの場所に一度でもちゃんと立ってみろ、と。内野自由でもボビーシートでもいい。外野でもフィールドシートでもいい。そこでファンとしてマリーンズを応援してみろ、と。そこからしか始まらないような気がするんです。

ちーぐるすは個犬的に今年は非常に苦しい年でした。東京ドームで小坂見てた時はきっと顔面蒼白だったと思います。東京ドームで感じた痛みや苦々しい思い・苦しみは多分誰とも分かち合えない。ブログにも書けませんでした。だって東京ドームで生で10試合20試合見てない人にはわからない事伝わらない事だろうから。讀賣というパファンにとっての絶望を圧倒的なオレンジカラーの中で見守り続けなければならない事に関して書けば書く程、愚痴と恨みにしかならないだろうし。(テレビとかではおそらくわかりません、特にロードファンが少なめのヤクルト戦とかでの東京ドームの雰囲気は。)

来年も東京ドーム観戦に行くでしょうが、どこまで見届けられるか正直自信はありません。でももう付いて行くしかないです。だってここまで酷い仕打ち受けた選手を見捨てるなんて出来る訳ないでしょう。

東京ドームで多分この先もずっと感じ続けなければならない苦々しさは澱のように心の中に溜まってしまっているので、マリーンズに対しての愛着や愛情ってのは物事に対して客観的になれるよう、少々脇に置いておかないと正直やり切れません。

昔某巨大掲示板に最悪時代の虎今岡に対して「俺は今岡の為なら悪魔に魂を売ります」スレが立っていたようですが、こっちは讀賣に小坂を売られたんですよ。小坂の為なら悪魔に魂売りそうな勢いですが讀賣には売れませんよ、それは無理。顔面蒼白にして東京ドームで小坂見守るしか道はないんです。

そして、おそらく少なからぬこういう痛みを抱えている前からのマリーンズファンに対していくらフロントや企画・広報等々が集客とか理屈並べ立てたって無理。今のフロントや企画・広報が本当の意味でマリーンズの応援にもマリーンズというチームにも惚れていないのは、以前からのファンにはわかっちゃうんですよ。ファンは心を分け与えてしまっているから。はっきり言えば理屈なんてどうだっていいんです。

まずファンを知る、という事は自らがファンになってみる、それしかないようにも。ファンの意見を聞きたいではなく、まずお前(球団側の人間)自身がファンになれ、と。(ファンの意見が聞きたい、って言ってもなんかどうもここの所この球団のやり方にはあまりに高飛車なモノを感じてしまって、上からモノを言われている感じなんですよね。元々がメーカーさんで、接客を直にした事ない人達ばかりなのだから仕方ないのかも知れませんけれど。)

フロント(そして企画・広報等々球団の現場でないスタッフ:まあ企業によって部署名等々違うかも知れませんが全てひっくるめて)は、マリーンズを金儲けの道具やブランドの付加価値的手段としてではない視点で、一度ちゃんとほんとうの自分の目で見てみるべきでは?

まあ2004年すっかり腰抜けだったマリーンズフロントがたった2年でそんなに劇的に変わる訳はありませんし、むしろ差別化という理屈でファンサービスそのものが改悪された気もしないでもないですが。

ちーぐるすはもう半分ドロップアウトし掛けているマリーンズファンですので、おそらくもうこれ以上マリーンズの問題に関して深入りはしないと思います。今いる昔からのマリーンズファンの方で、どうもすっきりしない気持ちを抱いている方々には本当に気の毒だとは思いますけれど、頑張ってとしか言えません。

マリーンズというチームのアイデンティティはチームの歴史を無視しては語れないでしょう。そしてそのチームの歴史というものに対して監督はともかくもフロントがあまりにも無知であることも確かなよう。讀賣と結託した事がそのいい証拠ですしね。

讀賣の差別化という戦略(例えば東京ドーム年間シートの値段から見れば、差別化どころかもう企業しか買えないような、年間シート販売ターゲットを個人でなく企業という所にしか置いていないとしか思えないような戦略)は終焉を迎えているように思います。そしてむしろ新しい手法を模索しているであろう讀賣から、その手法を学ぶ手段として利用されているにも関わらず、逆にマリーンズが失敗しつつある手法を踏襲し、学んででもいるかのように見えてしまう矛盾。

この矛盾に対してフロントがどう答えを出すのか。ちーぐるすはパファンとしての視点からこれからのマリーンズを見守る事になると思いますが、讀賣でもなく阪神でもない独自のアイデンティティを見失わずファンを大切にして欲しいし、フロントこそがファンになって欲しい。ファンになって初めて見えてくる風景があるはず。その風景がフロントの視界にもちゃんと映れば、ファンが言わんとしている事がもっとわかるはず。そう思うし願っています。

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